現在発売中の小説

どういうワケかBonbee!のソフトはユーザーさんにはウケが悪いのに雑誌の方と かには評判がよろしいようで・・・(−−;
あまり売れてもいないソフトが小説化のお誘いを受けたりします。
それはそれで大変嬉しいのですが、でもホントにそれでいいの?−>出版社の方 々?
とにかく、少しでも売りたいので紹介のコーナーを設けておきます。
[ヌーク(前編・後編)  KKベストセラーズ 各850円]

これはまあ、ウチの出世作なので小説になって嬉しいですね。でも、なんだか作 家さんと出版社さんがもめたとかで、そのネタバラシが後編の巻末にあるので、 実はそれが一番面白かったりします。
[Ribbon      KKベストセラーズ  880円]

変な評判ばかりもらってちょっとスネてたBonbee!でしたが、Ribbonはさ すがに「マトモな好評」でスタッフ全員で大喜び!ついでに原画のMIRIKO 女史もノリノリで小説の挿し絵に突入!・・・でも今思えばこんなことやってる 間にゲームの進行はどんどん遅れていっちゃったんだよね(;_;どうして雑誌 編集のヒトってみんなあんなに口が巧いんだろ?(謎)
[サークルメイト     コアマガジン    880円]

出版社は違えど口の巧さはみんなおんなじ(^^;
私もMIRIKO女史も赤ん坊の手を捻るようにころころと転がされて気がつけ ば仕事を引き受けていたのでありました。でもこうした本関係の仕事はやっぱり 楽しいので決して嫌いではありません。自分の関わった本が書店に並ぶというの は、思いの外嬉しいものです。これ以降やる気が出てきたのに、ちっとも声がか からなくなってしまった。(;_; ・・・ま、世の中そんなもんです。(コレば っか)
[朧月都市      パラダイム出版     860円]

←超おすすめ!
朧月都市はメールゲームが企画のもとになっています。ゲームとしても我々は胸 を張ってご紹介出来ますが、一方でこの朧月都市全体としての世界観もとても面 白いので、ぜひ味わっていただきたいと思っています(^^ さて、この本の著 者は、メールゲーム当時のマスターです。文章は荒削りだし、内容もよくわから ない単語などたくさん出てきますが、エロシーンの断片としてのパワーは物凄い ものがあります。力感溢れるしたたかな官能小説として、個人的にお勧めしたい 一冊です。
ところで作者によるとこの物語は民俗学や神秘学、哲学が根幹になっているそう な。神秘学って、いったいなに?(笑)
[護人(まもりびと) KKベストセラーズ    860円]

ゲームの方は物語の仮面をかぶったゲロHですが、この本は反対にこういうノベ ライズにしては大変めずらしく文学の香りが漂っています(笑)こういうのは作 家の方の思いが伝わってきて、原作者としても嬉しくなりますね。暖かい気持ち になれる読了感は、久しぶりでした。またぜひこの方の小説を読んでみたい、そ う思わせてくれます。


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