■あふたー抜粋■
うっわ…いきなりコレ…?
まぁ隠す程の事でもないけどさ…。
ちょっと誘惑してみたら、いきなりソファーに押し倒されちゃって…。
え…?
べ、別に望んでってワケじゃないんだからね?! 勘違いしないでよ?!


夕陽…赤く染まる世界…。
危ないところだったあたしを助けてくれたのは巧巳…。
胸が痛くなった。隠そうと思っていた気持ちが外に出たがっている。
あいつの背中が遠くなっていくのが凄く切なく思えて…。
そしたら…口が勝手に動いていた…。

うわっ! な、なんでこんなのまで言わなきゃいけないのよ! 場所?陸上部部室よ! 部室! 雨が降ってて帰れなかったから二人でボーっとしててそしたら雷が落ちて停電になって…それで…それで…。
あーっ! もう別に雰囲気に流されたワケじゃないわよっ! 合意、合意よ!

ちょ…ほ、本気?! ここ外よ? 学校よ?!
いくら人があまり来ない場所だからって…。
あっ…んっ…だ、ダメっ…声が…んんっ!
バレちゃったら…どうす…あっ…はっ…ん!

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